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型にはまらないフェアフェイス・コンクリートの独創的なイノベーション

ル・コルビュジエ以来、建築家に愛されてきたコンクリートは、どこにどのようんに配置されても建物へインパクトを与えます。1952年にコルブが手がけたマルセイユの「ユニテ・デ・アビタシオン」は、おそらく史上最も影響力のあるブルータリズム建築であり、また、1989年に安藤忠雄が手がけた大阪の「光の教会」に至るまで、コンクリートは機能的であると同時に美的にも優れたものであることが求められてきました。

フランス人やその仲間たちにとって、コンクリートは重厚な無骨さを連想させるものでした。しかし、最近では、IMペイ、リチャード・マイヤー、安藤氏などの建築家が、見た目の美しさをも追求しています。そのため、シャッターと呼ばれる特殊な型枠を使うことで、わざわざ20cmほどの厚いコンクリートの壁を作るのです。

プリツカー賞を受賞した安藤氏の手にかかれば、シャッターはシルクのように滑らかな芸術品へと昇華されます。安藤氏はそのため、わざわざ手間のかかる作業を行っており、彼の「仕掛け」は型枠にあります。一般的な型枠は大きな木の板でできていて、乾燥したコンクリートに木目の印象を残しますが、安藤氏のパネルはプラスチックコーティングされた合板で、彼のトレードマークともいえる仕上がりになっています。

このフェアフェイス効果によって、安藤氏は建築界から尊敬される存在となっています。しかし、それは時間のかかる作業であり、密集した都市部では実現することが不可能といえるでしょう。想像してみてください。ロンドンの中心部に50㎡の本物のフェアフェイス・コンクリートを打設することを。何トンもの石材を撤去した後、クレーンで型枠を設置します。コンクリート搬入の許可が下りると、型枠にコンクリートを流し込み、固めていきます。最終的には型枠を外し、表面を磨かなければなりません。

そのため、建築家の中には、作業の80%が工場で行われることを考慮して、短時間で施工できるプレキャスト・コンクリート・パネルを採用する人もいます。また、ある種の「塗料」は、コンクリートらしい効果を約束してくれます。しかし、Ideal Workは、完璧を求める人々のために、現実的なソリューションを見つけました。さらに、この製品はプレキャストパネルにも適用することができます。

A process as smooth as the product

Concrete Optikは、当社の「コンクリート調」の塗装、特に高性能なMicrotopping®製品の使用体験から着想を得たものです。建築家の方々から、コンクリートと同等の外観を持つ製品を探しているとの相談を受け、わたしたちはトレヴィーゾ近郊にある当社のイノベーション・ワークショップで作業を開始しました。そのソリューションは、ポリマー変性セメントベースのコーティングで、既存の表面(壁、家具、タイルなど)の上にわずか2mmの厚さで塗布することができます。

Concrete Optikは、パネルの継ぎ目がないシームレスな表面を作ることができ、曲面の壁にも使用することができます。もちろん、伝統的な型枠のような印象を与えるために、パネルの「継ぎ目」や「穴」を設けるかどうか、どこに設けるかは建築家の方で選択が可能です。色もカスタマイズ可能で、外壁にも内装にも適しているといえるでしょう。

さらに、その均一に塗布することができます。これは、ダメージが空洞やシミとなって現れる、異なるバッチのコンクリートを使った場合にはコントロールが困難な点です。

工程はわずか2、3日で完了します。まず、表面にプライマーを塗布し、可能な限り滑らかで均一な状態にした後、新しい層から「隔離」します。その後、Ideal Work社の認定アプリケーターが、コンクリート・オプティック・ミックスを手作業でこすりあわせ、塗布します。その後、建築家が作りたい「パネル」のサイズに合わせて、特殊なPVCシートを設置。24時間後にシートを剥がし、表面を研磨して美しく調整します。最後に保護用のシーラーで仕上げれば完了です。

Ideal Workの試算では、Concrete Optikを使用することで、最低でも50%のコスト削減が可能です。ショップ、レストラン、ホテルのロビー、オフィス、ショールーム、美術館、個人住宅など、さまざまなプロジェクトで、この技術革新の恩恵を受けることができると考えています。また、安藤氏のような純粋主義者も、きっと、この技術に魅了されることでしょう。

 

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