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6月28日にボルドーで落成したLa Mécaは、BIG – Bjarke Ingels GroupがFreaksと共同で手がけた壮大なプロジェクト、Maison de l’Économie Créative et de la Culture en Aquitaine(アキテーヌ経済文化会館)です。
ガロンヌ川のほとりのユーラトランティック地区に位置するメッカは、特殊なパースペクティブとバニシングポイントにより、動いているような錯覚を起こさせる明るいアーチを描きます。建物は4800枚のコンクリートパネルで覆われており、ユネスコの世界遺産に登録されているブリュッセルの薄茶色の石材の色を思い起こさせます。

建物の無数の窓は、光を取り込むピクセルのようで、内部空間を透過的で透明なものにしています。ラ・メカは、誰にでも開かれた、生き生きとしたダイナミックな場所であり、外部空間もコンサートや文化イベントの舞台として利用することができるのです。
ライトアップされたスロープや階段により、昼夜を問わずアクセスすることができます。

アキテーヌ経済文化省の数字は重要であり、プロジェクトの価値をよく説明しています。
・高さ37m
・幅120m
・850㎡ ビューポイントテラス
・総面積18,000㎡
・11,000㎥ のコンクリート
・24の協会がプロジェクトに参加
・1000人以上の技術者
・65社の専門サービスサプライヤー
・6,000万ユーロの投資

ALCA – Agence livre, cinéma et audiovisuel en Nouvelle-Aquitaine には、以下の施設があります。
・80席の映画館1館
・プロダクションオフィス2ヶ所
・プロジェクトインキュベータ 1室
・映画館年間スケジュール
・専門家会議の年間スケジュール

FRAC – Fond Régional d’Art Contemporain にて
・1200㎡の企画展示室
・120㎡、90席の講堂1室
・年間3回の大規模な展覧会
・毎年50以上のミーティング
・新アキテーヌ地方に特化した25以上の展覧会
・レジデンス5棟
・100社以上のプロジェクトパートナー
・50,000人の来場者

OANA – Office Artistique de la Nouvelle-Aquitaineにて
・360㎡の展示スペース
・80㎡のスタジオ1室
・レジデンス25棟/シーズン
・一般市民を対象とした年間25回の集い
・40公演
・奨学金20名
・共有組織での50のレジデンス
・ニューアキテーヌ地方で1000回の公演

詳細:https://www.la-meca.com

 

MÉCA、ボルドー、2019年。写真© Laurian Ghinitoiu